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勉強法について
巷にはさまざまな育児法、教育法、勉強法、暗記法、速読法なんかが氾濫しています。 すべてを読むのは到底不可能なので、自然と目に付いたタイトルや、ブランド(有名な著者や雑誌)で選んでしまいます。 中には、とっても同感できる記事もあれば、そこまでやるか?! という内容もあったりで、楽しくて仕方ありません。 そんな中で、私が気に入っているものを紹介すると・・・「強育論」と「英文解釈教室」です。 前者は小学生の算数に関する本で、後者は大学受験英語の参考書です。 もちろん他にもよい著書や雑誌はありましたが、代表格としてこの2冊を挙げます。 なぜかというと、著者に“哲学”があるからです。 プラス、常人にはない“洞察力”もあり、“経験”からの視点という魅力があります。 脳の話なんかの科学的なアプローチや、2ヶ月で偏差値が30も上がった方法なども面白いとは思います。 しかし前者は無機的であり、後者は汎用性も経験値もありません。 哲学などもちろんありません。 著書にじんわりとにじみ出てくる著者の哲学は、著者が人生を賭けて得た経験による言葉からしか生まれてこないものだからです。 「強育論」は1つの方法論、「英文解釈教室」は1つの参考書です。 しかしこの2冊には、著者の魂が宿っているとしか思えません。 こうあるべき、というゆるぎない信念が言葉になっています。 それこそが哲学だと思います。 だから小説でもないのにひたすら感動させてくれます。 マニュアルちっくな方法論は「ふーん」くらいに済ませておいて、感動できる著書に出会うまで探すことをお勧めするまでです。
さて、私はというと哲学とは程遠い段階なのですが、塾経営に筋は通しているつもりです。 それは、 「営業はしない」 「生徒が社会に出たときのことを考える」 「きれいごとは言わない」 「教えてあげない」 「勉強はなるべくさせない」 の5つです。
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