勉 強 法 の 真 実


勉強法について、学年別に発達段階を追いながら、真実であると信じている持論を書きます。

 

小学校のテストで「90点」は安心?

ココでは、小学校で「90点台」が多い子と、「いつも満点」の子の違いを述べたいと思います。
この子達に学力的な差など、実はあまりありません。
それでも中学では「4」と「5」という歴然とした差になってしまいます。
高校入試においても、県立トップ校で必要とされる230点(250点満点)にわずかに届かない子が多いのも、この差がモノを言っています。
1科目につきわずか1〜2点の差なのです。
知識量や勉強量にさほどの開きはありません。
むしろ「4」の子はよく勉強していることが多く、「5」の子はあまり勉強していないように見えるものです。
なのにどうしてこのわずかな差が生まれ、それがトップ校と準トップ校の差になるのでしょうか?

もちろん、勉強の才能が極端に高い子はいます。
まず、記憶力が異常に高い子。
私は高校に入ったとき、こういう異常な記憶力を持った人間を何人か見ました。
たとえば、高2の英語の教科書を、授業中に完全暗記できてしまう友達がいました。
屋上で○○○を吸いながら、すらすらすらっと英語の教科書をそらんじてしまうのです。
中学の教科書ならともかく、高校の教科書ですよ?
うらやましすぎましたね。
また、高3のとき、でる単(今でいうターゲット1900のような単語集)を19日で覚えきったやつがいました。
マージャンをやりながらも単語を覚えていたんですから凄いやつです。
また、異常な思考力を持っているやつもいました。
お姉さんが将棋の女流棋士で、弟が将棋の小学生チャンピオン。
そいつも将棋はめちゃくちゃ強かったのですが、「俺はプロ棋士になれるほど頭がよくないから東大に行く」と言って現役で行っちゃいました。
そういう人間たちを見て、「東大ってこういうやつばっかりなんだろうな」と思い、私は東大には絶対に入れないんだと思いました。
しかし、今思えばそうではなかったのですね。
私は「あきらめた」だけでチャレンジすらしていなかったのです。
情けない話ですが、次のページで述べる泥臭さが、まだまだ足らないだけだったのです。
当時の湘南高校には1学年500人以上いましたが、特殊能力を持った生徒はほんの一握りだったはずです。
私を含めて多くは普通の能力しか持たず、泥臭かった。
正しく努力した人間が、大学受験で成功していました。
最初からできる子なんて、勉強しなくてもできる子なんて、実はどこにもいないのです。

・・・長くなりそうなので、続きは次のページに移ります。

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